例年、忙しくすぎる一月。
初代アイル犬レアがお空へ旅立ってから
一年が過ぎました。
いつもと変わらない日常、そんな中
突然やってきた 彼女の身体の異変。
定期検診では見つからなかった腎臓の病気。
頑張ったお薬や、苦手な病院通いも虚しく
『覚悟しておいてください。』
お医者さんからの言葉を聞いた時、
受け入れたくない自分と、
どこか冷静な私もいました。
徐々に、そして確実に弱っていく彼女の姿に、
なるべく寂しい思いをさせたくないと、
光と交代でレアの側に寄り添い、
控えていた彼女の大好きなお芋を一緒に食べ、
残された日々に想いを馳せました。
大切な家族が会いに来てくれ、
離れた場所で住む家族からレアに手紙が届き、
そして、気丈に振る舞う彼女の姿が印象的でした。
その日は必ずやってくるもので、
彼女と約束した通り、
光と私の腕の中で旅立ったレア。
肩を振るわせ、
絞り出す声で光が伝えた
"ありがとう、レア。"
少しずつ冷たくなる彼女の体を
思いっきり力いっぱい抱きしめた日、
とても穏やかな愛でレアは包まれていました。
最近はテレビ番組で
"老犬ホーム"の話を見て、
大号泣した私ですが、
初代アイル犬レアが旅立ってから
よく浮かぶこの言葉。
知ってる方も多くいらっしるかと思いますが、
イギリスに古くから伝わることわざで
『子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子どもが赤ん坊の時は、
子供の良き守り手となるでしょう。
子どもが幼い時は、
子供の良き遊び相手となるでしょう。
子どもが少年期の時は、
子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
犬は自らの死をもって
子供に命の尊さを教えるでしょう。』
このことわざの子供のように、
レアになしてもらったのは私自身でした。
あれから一年が過ぎ、今は隣に
二代目アイル犬 マルとスキがいます。
アイル家にやってきてまだ2ヶ月ほどですが
信じられない体の成長スピードと、
2匹それぞれの性格が愛おしく、
毎日笑いの絶えない我が家です♪
マルとスキの日常は
こちらで更新しているよ。
ilu098
Airi